2012年9月9日日曜日

さよなら眠り姫

製作者「#」様
ジャンル「架空病と闘う」
プレイ時間:三時間弱くらい
ツール:吉里吉里2










~あらすじ~
ふりーむ!様より引用です。

架空の病[逃眠病]が蔓延する直前の地方都市を舞台に話は進む。
[逃眠病]の感染源と言われている少女、[眠り姫]
それを治すために手段を選ばないと決心した少年、[夢奪う男]
二人が知り合い、惹かれた原因はメール。
そして、そのメールのやり取りを仕組んだ女性、[眠らず姫]
様々な人の思惑が[逃眠病]を治すために向けられている。

これは、眠らず姫により導かれた、二人の出会い、幸せ、別れ、再開、そして…。を、記した話である。


良かった点
・伏線のはりかたがうまい
・設定も面白い
・おまけも充実してる

気になった点
・若干暗めなので覚悟がいるかも
・途中少し混乱してしまうかも

「貴方の為にできること」
そんなわけで随分と間が空いてしまいましたが、
今回取り上げさせてもらったのは#様の「さよなら眠り姫」です。
この物語は前までに取り上げた作品のように主人公が変わっていくのですが、
変わっていく理由がほかの作品とは違います。
前までに取り上げた作品は、「ヒロインによって変えられていく」といったものでしたが、
今回の作品は「ヒロインの為に変わっていく」といったものなのではないだろうかと思います。
内容も本格的なSFもので、少し暗めですが設定や話自体はとても引き込まれるもので、レベルが高いと思います。
ただ、少し残念だったのは登場人物もそこそこ多く、伏線もいくつかありますので、途中もしかしたら混乱してしまう方がいるかもしれないということです。
ただ、挿絵があったり、おまけも充実されていたり、もちろん話の内容自体も面白いので、楽しめるゲームだと思います。

少し時間は長いですが、恋愛としても新しいジャンルだと思いますので、
頑張って挑戦してみてはいかがでしょうか?

ダウンロードはこちら→暫定完成版
              →無印

追記で少しだけこれに関わるお話を。
ただ、レビューとは関係ありませんので、見なくても支障はありません。

この作品は結構個人的にはお気に入りなのですが、
ちょっとした謎があります。
それは「設定がとても似ている書籍がある」ことです。
それのタイトルは「眠り姫」
作者は貴子潤一郎さんと言って、SF小説を書いている作家さんです。
別に盗作がどうとかというつもりは全くないのです。
終わり方も違いますのでよりしければそちらの方も読んで見たらいかがでしょうか?
それでは、少し蛇足のようになってしまいましたが、今回はここまでとしましょう。
ではまた。

0 件のコメント:

コメントを投稿